国民を教唆扇動するテレビのワイドショー

人間のクズ

2014年の東京都知事選で、田母神俊雄候補の応援演説に立った。その時に出た言葉が人間のクズである。正しくは、田母神候補以外の候補者は、どいつもこいつも人間のクズみたいなやつばかりです。

この時の有力候補者は、舛添要一厚生労働大臣細川護熙元首相、宇都宮健児日本弁護士連合会元会長である。特定人物を名指しはしていないが、仕方がない面もある。早速に有田芳夫ヨシフが国会で取り上げた。

安倍総理に対して、経営委員が候補者に向かって人間のクズと言って良いものかと。安倍総理は私は聞いていないので答えようがないと答弁しても、しつこく何度も質問する。因みに有田芳夫をヨシフと読むのは、父親がヨシフスターリンを尊敬して命名したそうだ。

確かに人間のクズは褒められた発言ではない。しかし、国会の場で延と議論すべき問題であろうか?民主党は何度も同じ質問を重ねる。安倍総理は、私は某夕刊紙に毎日のように人間のクズと書かれますが、氣にしてゐませんけどねと答弁して爆笑させた。

民主党は百田を国会に呼ぶと運動を始め、事務局と経営委員長は慌てる。私を呼び出して百田さんは民間人なので拒否できます。呼ばれたら拒否して下さいと言う。

拒否なんかしますかいな。喜んで国会に行きますと答えると、経営委員長は頭を抱えた。実際には国会招致はなかったが、話したい事は決めてあった。

有田委員はある政治家をかんなクズと揶揄してゐる。クズが駄目でかんなクズは良いのか?クズとかんなクズの違いを教えてくれと。

また、過去には週刊朝日佐野眞一橋下徹大阪市長の父親が同和出身であり汚れた血脈と表現してゐる。これに対して有田ヨシフはすこぶる面白いとツイッターに書いた。何処がすこぶる面白いのか訊きたいと考えてゐたのだ。

民主党議員にも質問する積りだった。同和出身者を汚れた血脈と表現した許されざる記事を、面白がる国会議員をどう考えるのか。

それでは国会でのヤジはどうなる?末期がんを患った法制局長官に、そのまま死んでしまえと言った野党議員が居る。人間として許されぬ言葉である。なぜ発言者を特定する動きがないのか不思議だ。これが自民党であれば議員辞職まで追い込まれただろう。

その後都議会で、早く結婚しろとヤジった自民党議員はマスコミに徹底的に吊し上げられた。確かに酷い発言だが、末期がん患者にそのまま死ねの方が数倍も酷いだろう。

野党議員が言えば完全無視なのか?これがこの國のマスメディアのやり方である。

大放言百田尚樹著より

続いて加瀬英明のコラムより転載します。

国民を教唆扇動するテレビのワイドショー

昨年、いくつか私は暗然としたことがあった。1つは神奈川県座間市で起った、9人が犠牲となった連続殺人事件だった。日本を震駭させた事件だった。何日にもわたって、テレビのどのチャンネルを回しても、視聴者の好奇心を満たすために、この猟奇的な事件ばかり取り上げていた。

あそこまで微に入り細に入り、詳細に報道する必要があるのか。日本では、テレビのワイドショーが花形のニュース番組となっているが、ニュースを客観的に伝え、分析する番組であるよりも、娯楽番組仕立てとなっている。

キャスターを中心に、ニュースについて専門知識がないシロウトが、レギュラーの出演者として並んで、思いつきを喋りまくる。中国や北朝鮮で、人を裁く資格がない村民を集めて行う人民裁判を、彷彿させるものだ。連続殺人事件の犠牲者の9人のうち8人が、1人の未成年者を含めて未婚の女性だった。

だが、どの番組を観ても、未婚の若い女性が面識がない男性に誘われて、それも男の住居まで出掛けたことを、批判する声がまったくなかった。つい3、40年前だったら、このような女性はふしだらとか、あばずれといって、強く非難されたことだろう。もし私がテレビに出演したとしたら、そういったはずだ。

もっとも、今日では娘がふしだらだとか、あばずれというような言葉は、死語となっているから、犠牲者にはそのような自覚がなかったにちがいない。このような言葉を死語にした社会は、狂っている。

もちろん、凄惨な連続殺人を犯した兇悪な犯人は、厳罰に処せられるべきだ。だが、今日の社会が、8人の娘たちを殺したのではなかっただろうか。テレビ局がこのような社会をつくったというのに、反省することがまったくない。

アディーレという法律事務所が、不正を働いたといって、弁護士資格を停止された。私はこの法律事務所について知らなかったが、毎日のようにテレビがを流していたので、法律事務所が外国名だったのが当世風かと思って、記憶に残っていた。

だが、この法律事務所の大多数の顧客が、テレビが流していたによって勧誘されたのだから、当然、テレビ局にも責任があったはずだ。テレビ局はを流したことを、ひとことも陳謝することがなかった。をただ放映すればよいというものではあるまい。テレビ局は破廉恥だ。

10月22日の総選挙で、俄かづくりの立憲民主党が大量得票して、野党第1党に躍り出た。東京比例区では、自民党に180万票台投じられたのに対して、立憲民主党は140万票台を獲得した。

立憲民主党は、日本国憲法専守防衛の制約を守るべきだと、公約として掲げていた。専守防衛では、日本を守れない。

2020年の東京オリンピック大会で、野球が種目となった。もちろん、日本チームも出場するが、胸に日の丸を縫い取った日本チームは、憲法解釈による専守防衛という束縛によって、攻撃することを許されず、守備に専念しなければならない。

日本チームの打者はバットを持たずに、ピッチャーと向かい合う。バットを持つことを禁じられているから、はじめからゲームを放棄するようなものだ。専守防衛も同じことだ。野球界だけではなく、世界に通用しない。

テレビでは、専守防衛では、日本を守れない、日本国憲法はおかしいと発言することは、許されない。新聞に休刊日があるが、テレビも毎月何日か、放映を休んでほしい。